果たして業務からメールという手段は駆逐されるのか?
【業務にメールという手段が今後もイニシアティブを取るのか?】
先日、仕事の都合でIT系の某編集者でジャーナリストの方からお話しを伺った。
彼の話によると、
「企業側が思っているほどメールによる問題点というのは消費者側は気にもしてない。そう考えると
向こう何年かでコミュニケーションの手段が大きく変わってしまうかもしれない。そんな中、
問い合わせのプラットフォームをメール(フォーム)に置いている企業や店舗に不安がある。」と。
例えば、EC事業者向け顧客対応サービス:WEB接客サービスとして、企業側がリアルタイムで
持っているデータベースに紐づけ、メールはあくまで1つの手段にすぎず、LINEやメッセンジャー、
ブラウザ・スマホ通知でのお知らせ等で、コミュニケーションを取れるサービスが今後伸びる、
らしいし実際にそうなるだろうとも感じてはいます。
でココのサービスを見習えよ~って言われました。
【顧客とのリアルタイムで密なコミュニケーションを取る】ツール
としてメール以外にも顧客とのコミュニケーション取れることで、
メールという手段をあくまで要素の一部分としメインにしない客も相手にできるから
業務用のコミュニケーションツールとして魅力がある。
その観点からはメール自体は無くならないと思うが規模は急速に小さくなっていく。
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という内容でした。
・・・果たしてそうでしょうか?
メールやチャットなどについてはまず「心理的圧迫」が少ないことがあります。
対応するオペレータもそう感じるように問い合わせをするユーザーもそうなんです。
そういう意味では、顔を突き合せたり会話しなくても、伝えることができるので気軽に
問い合わせたいという意図があればメールやチャットを選択する割合は少なくありません。
そこで・・・
実際にECを利用する性別・年齢層などのデータはどうなっているかというと
上記を参照すると、昨年データなんですが
40代以上の男女の利用と購入単価が高いことが分かります。
メインユーザー層です。となると、
・果たしてここ数年でメールが無くなるのか?
・新しいプラットフォームにこの年齢層が乗っかってくるのか?
という疑問が残ります。
この層とは取引しない、客層ではない企業や店舗はそれでいいのかもしれませんが。
当然すべてのプラットフォームに対応すべきであると考えますが
メールが急速に縮小するという見方は???と思ってます。
個人的なやり取りではメールを使う頻度が少なくなったという事はありますけども。
やっぱり結論から言えば、メールはまだ主力級で必要だと思ってます。